中古マンションは内覧後に即決するのが理想。その為には…

中古マンションは内覧後に
即決するのが理想。その為には…

家は大きな買い物ですので、
じっくり考えるべきではあるのですが…
ある程度スピード感も求められます。

中古マンションの場合は、なおのことそうで、
内覧したのちすぐ決めるのが理想です。

人気がある物件だと
迷っていると先を越されてしまいます。

そうならないように
事前準備はしっかり行いましょう!

・購入は早さが物を言う

まず中古マンション購入に
早さが求められる理由からですが…

新築と大きく違う点は
唯一無二であるということ。

新築だとほとんど同じ立地で
たくさん売られていることから
そこまで早いもの勝ちという
ものではありません。

中古マンションの場合は
新築と違い点在している物件です。

中には新築ではまず不可能な
利便性が高い優良物件があります。

最近は新築マンションが
異様な高値をつけていることからも
中古マンション人気は上昇し続けています。

人気物件となると、
ネットに情報が載る前に
売れていることもよくあります。

内覧したくてもできない状況です。

迷っているとすぐ買い手が付きます。

何日も考えてしまうと、
ライバルが10人以上申し込んでいる
なんて状況も珍しくはないでしょう。

人気がある物件ほど即決力が問われます。

・焦らないことも重要

ただ、大きな買い物を
即決するのはなかなか勇気がいるものです。

もちろん、最終決断は内覧したのちでいいですが
理想は内覧した日に決めることです。


人気かどうかよくわからなくても
そのくらいの気持ちを維持するのが重要。

そもそも条件が悪いところを
内覧しようとは思わないはずですし、

あなたが内覧したということは
ライバルも内覧したくなるような
物件である可能性は十分考えられます。

ただ、即決は即決でも
焦って決断することはよくありません。

ありがちなのが1つの条件だけを考慮して
購入を決断してしまうことです。

例えば、立地。

立地は最重要条件といえますが、
駅近だからいいとは限りません。

設備が老朽化していたり、
耐震性に問題があったりしたら
余計にお金と手間がかかる羽目になります。

目に見えないところまで
チェックするのが内覧です。

修繕積立基金がどのくらいか、
瑕疵担保責任の有無も含めて
しっかり確認すべきです。

くれぐれも見た目が綺麗だとか
外観がオシャレなどの
短絡的な基準で決めないようにしましょう!

・即決する為に重要な準備

とにかく重要なのは事前準備です。

すぐ決めないといけないのに
準備するって矛盾めいて
聞こえるかもしれません。

が、それは全くの誤解です。

普段から調べておくことで
いざというときすぐに
決められるようになるからです。


さきほども少し触れましたが、
耐震性など目に見えない部分も
考慮しておくのは必須です。

耐震性なら1981年以降に
建てられたのかを調べればわかりますし、

修繕積立基金は履歴を見れば
どのくらいの金額か、
ちゃんと予定通り実施されてるかも
チェックできます。

予定通りされていない場合、
いきなり高額な請求される可能性もあります。

瑕疵担保責任は住宅に不備があった場合、
一定期間、売り主に責任が生じることを
保証するものです。

基本は3か月ですが、
中には短かったりなかったりするので
売買契約書は必ず目を通さないとなりません。

最大のポイントとなるのは
住宅ローンの事前審査をパスしておくこと。

審査が通っているということは
ある程度の信用力(返済能力)があるということです。

売る側から見ても安心できる材料になりますし、
何より購入の目処がついてるともいえるので
即決に大きく前進できるのです。

あと住宅ローンに負けず劣らず重要なのが、
事前に自分(たち)が望む条件を
予め決めておくことです。

例えば駅からは徒歩10分以内が良いとか、
予算はこのくらいとか、
部屋の広さはこれ以上がいい、
駐車場は絶対必要、などなど。

これらの条件をキチッと考えておくと
迷いも生じにくくなります。

あれはどうする状態では、
いくら内覧しても時間を無駄にします。

内覧といえば、
なるべく多くの物件をしたほうがいいです。


これもネットで調べるのと同様に、
買うけどまだ先という段階から
地道にやっておいたほうがいいですね。

見たぶんだけ何が良いのか悪いのか
自分の中でデータが蓄積していきます。

いざ買うときに始めたのでは
判断しにくいでしょうから迷いやすく、
先を越されやすいでしょう。

ちなみにプロはパッと見ただけで
即決できるという意見もありますが、
あながち嘘ではないと思います。

経験値がものをいいます。

将来の投資として買う場合は
自分目線だけでなく他人目線で
見てみるのも重要です。

一般常識的に言われていることは
案外間違っていたりするものです。

例えば南向きが良いとよく言われますが、
意外と気にしない人も多いのです。

駅から5分以内が理想とはいえ、
かなり恵まれている条件であり、
それ以上かかる立地が大半。

見た目はあくまで現在のものであり、
デザインも10年くらい経てば
時代遅れに思われるかもしれない。

1~2階は泥棒のリスクが高いとされるが、
防災時には便利である。

とかとか、考慮すべきことは
多岐にわたります。

そういった予備知識的なことも
頭に入っていないと、
いくら内覧しても即決は難しいと思います。

・直感を信じることも大事

不動産を検討する時には
必ず使う言葉があります。

それが「ご縁」です。

買えたから「ご縁」だった
売れてしまったから「ご縁」だった。

ポジティブに捉えることは
大事なのですが、
ご縁とは見えないモノです。

直感も同じで見えないモノ
感覚ですよね!

僕が、お客様によく言う事なのですが
最後は「直感」を大事にしてください!
お伝えしてます。

不動産は見えるモノなのですが、
見えないモノをいかに大事にして
選択し、生活していくか!

迷った時は思い出して
信じて購入してください。

きっと素晴らしい結果が待ってますよ!