中古マンションは売るつもりで買う方が後々大きな資産になる!

中古マンションは売るつもりで
買う方が後々大きな資産になることを
知っていますか?

多くの場合、
中古マンションを買う理由は
物件価格が安いからだと思います。

確かに新築マンション価格は
理不尽なほど高騰しているので
自然な流れではあります。

しかし、より良い選択肢というか
押さえておいてほしいポイントがあります。

それが、売るつもりで買う!ということ。


せっかく苦労して買った我が家なのに!
と思ったかもしれません。

もちろん、様々な理由があります。

単なる感情論ではなく
合理的な理由がいくつもあるのです。

人生設計を支える大きな手段にもなるので
ぜひ参考にしてほしいと思います^^

・売るのが前提な理由

マイホームの購入も
買い物の一種ではありますが
チョコレートを買うのとはわけが違います。

人生で最も大きな買い物であり、
生活拠点にもなる重要過ぎるものです。


夢のマイホームという言葉がある通り、
憧れの対象でもありますね。

なので通常の感覚では、
安心感や利便性を買うのであって
手放さないのが前提だと思います。

今回のテーマはその真逆ですので
物議を醸すような雰囲気を
感じているかもしれません。

不安感を解消していくためにも
これから様々な観点から
解説していきたいと思います!

*時代の変化

最も大きな理由といえばこれです。

どんな立場の人でも
時代の流れには逆らえません。

家=終の棲家というのは
昭和や平成の価値観といえます。

令和の価値観は流動です。

多種多様な価値観が
認められていく時代ともいえます。

以前は所有という価値観が強かったですが、
近年はシェアという概念が台頭してきました。

自転車や車が代表例ですが、
所有せず借りるというスタイルが
流行ってきていますよね。


家でさえもその流れを感じます。

リモートワークという働き方が
台頭してきたこともあり、

どこに住んでもいいのではないか、

都心どころか関東(首都圏)じゃなくても
いいのではないか。

という雰囲気も出てきてますよね。

世の中の流れというのは
着実に早く(速く)なっています。

住処でさえ適材適所といえます。

流れが早い時代に対応するためには、
初めから売るつもり、移動するつもりで
買うのはとても理にかなっているのです。

*生活環境の変化

次にいつの時代においても
通用する考え方についてです。

どんな時代だろうと、
時間が経過するごとに
生活環境は嫌でも変わってきます。

言い換えると気持ちの変化です。

結婚したり子どもが生まれたりしたら
一人暮らしの部屋では不十分になります。

子どもの独立、離婚などで
広い家は必要なくなることも十分考えられます。


転勤が多い仕事だとなおさら動きが激しいです。

そして、収入にも関係してきます。

収入に余裕が出てきたら、
もう少し広くて立地がいいところに
移り住みたいと思うかもしれないですし、

そうでなくても場所や周辺環境が
気に入らなくなって引っ越したいと
思う時が来るかもしれません。

何が起こってもすぐ対応するためには、
売れる中古マンションを
選定しないと話にならないわけです。

*価格の変化

避けて通れない絶対的な道が
お金に関することです。

売れるのは良いことですが、
負債を抱えては意味がありません。

だから新築マンションではなく
中古マンションを選ぶべきなんですね。

ご存知かもしれませんが、
新築の物件は買ったとたん、
価値が急激に下がります。


例えば都心の新築マンションだと
平均で6000万円以上になってきてます。

築10年くらい経つと
1000万円も価値が下がります。

築30年ともなれば、
2000万円にも届かなくなり、
投資的な意味では大失敗になります。

余談ですが最近の新築マンションは
全体的に面積も狭くなっています。

建材の高騰などが
影響しているように思われますが、

そういった事情からも
かなりお金に余裕があるか、
よほどの理由がないかぎり
新築マンションはリスクが高い代物です。

中古マンションも築年数によって
価格は下る傾向にはありますが、
下落率で見ると全然違います。

もともと中古物件は安いですから
ギャップも少ないからです。

更には条件が良い物件だと
価値が下がりにくいこともあるので
中古マンションは非常に理に叶っているのです。

*資産の変化

もちろん良い意味での変化です。

中古マンションといえど
何も考えずに買ってしまうと
負の資産になる恐れが高いです。

逆に、きちんと検討して買えば
正の資産へ早変わりします。


売るつもりで選んでいるのですから
当然価値が高い物件になります。

そういう物件は新築のように
価値が急激に下がりませんから
住宅ローンが残っているとしても
資産になります。

余裕があればリフォームをして
物件価値を高めることもでき、

売るときはもっと良い価格に
化けている可能性だってあります。

この資産は次世代にも好影響です。

賃貸マンションだと何も残りませんが、
分譲マンションはその人の所有物です。

たとえ売らないとしても
好条件な物件は価値を維持しますから
子ども世代にも大きな資産を
引き継げることにもなります。

以上、様々な合理的な理由があるのです。

売るつもりというと、
どこか投げやりでネガティブな
印象を受けたかもしれませんが、
ちゃんと時代の流れにも沿った考え方なのです。

若い世代の方は特にですが、
生活拠点と終の棲家は
別々に考えたほうがいいと思います。

最後の一点だけ付け加えておきます。

時代の流れが早いと言っても、
なんでも早ければいいというものでもないです。

例えば税金がそうです。

現在の法律では不動産の所有期間により
税率が変わってきます。

5年以下なら短期譲渡所得という区分で
所得税が30.63%、
住民税が9%も取られます。

約4割も持っていかれるのです…

5年より長いと所得税は15.315%、
住民税は5%と約半分になります。

これから2割で済みますので
全然違いますよね。

売るときは税金の他にも
複数の不動産会社で査定を依頼したり、
季節なども考慮しておきましょう。