マンションが買った時より高く売れたということはあり得るのか?

マンションが買った時より高く売れた
ということはあり得るのか?

マンションを買う理由は
大きく2つに分けられます。

住まいにするか、投資にするかです。


人によっては両方を見越して
購入することもあります。

投資で主流なのは家賃収入なので
物件売却を考えていない人のほうが
多いかもしれません。

しかし、買った時より高く売れたという
ケースもあるので、
視野には入れておいたほうがいいです。

特に中古マンションは
新築マンションと比べて低リスクなので
よりおすすめになります。

・高く売るのが難しい理由

投資も視野に入れて
マンションを買う人は増えています。

これから世の中は変わってくると思いますが
景気はまだまだ悪いままです。

ただ、不動産業界は例外といえる分野で、
すでにバブルが起こっています。


低金利などが理由ですが、
マンション価格はどんどん上昇しています。

新築だけではなく中古もそうです。

期待感が日に日に増しているような世界ですが、
もちろん油断は禁物です。

不動産における景気は上向き傾向ですが、
全部の物件がそうとは限りません。

むしろ気をつけるべきことのほうが多いので
鵜呑みにせず冷静に考える必要があるのは
いつのタイミングでも同じです。

まず前提として、
覚えておいてほしいことがあります。

買った時の値段で売るのは基本的には難しいです。

その理由を大きく3つに分けてお伝えします。

*条件が多種多様

本はたとえ新品同様に綺麗だとしても
基本的に新品よりも価値が下がります。

それと同じようにマンションもそうなのですが、
本とは条件の規模も種類も全然違います。


利便性が高くても立地が悪ければアレだし、
安くても事故物件なら論外になります。

階層や角部屋かどうかでも変わりますし、
近隣住民の良し悪し、駐車場の有無などなど
数えるのが面倒なほど条件があります。

売れたとしても仲介手数料やら
譲渡所得税やらもかかるので、
高くうること自体、容易ではありません。

*築年数による影響

マンションに限らずですが、
物件というものは築年数によって
価値がえらい違ってきます。

築5年未満なら
ほぼ買ったままの価格ですが、
30年ともなると3分の1くらいになります。


法定耐用年数という設定もあり、
公平な評価とか言っておきながら
価値は減る一方なのです。

この点は海外と大きく違うところなので
非常に残念なことです。

*景気の影響

マンションなどの住宅事情は
大きなお金が動くので
国家レベルの話になります。

よって、景気が悪くなると
途端に売れにくくなるので
全体的な価値にも悪影響です。

国レベルでなくても
周辺の不動産事情により
相場が変化することもあります。

これはある意味ではどうしようもない部分で、
個人の努力では限界があります。

厄介なのはやはり築年数です。

時間を操作することは出来ないので
もどかしい部分ですね…

・高く売れる条件も実は多い

かなり絶望的な雰囲気になってしまいましたが…
希望を捨ててはいけません!

言葉遊びをしているつもりは毛頭ないですが、
買った当時の価格よりも高く売れるマンションは
一切ないとは一言も発していません。

逆にこれから一筋の光明を見出すところです!


もちろん、一筋縄ではいきませんが、
そのような奇跡のような物件は存在するし、
これからもポツポツ出てくる可能性も
十分残されています。

その理由もこれからお伝えしますね^^

ある意味では時間経過を超越するほど
価値がある物件というのが存在します。

一言でいうと好条件な物件があるから、です。

列挙するとこんな感じになります。

①立地が良い
②部屋の位置が人気
③独自性が強い
④競合が少ない(いない)
⑤周辺環境が良くなる
⑥築浅である

上から順番に補足していきます。


立地が良いのは言うまでもなく、
不動産選びの基本中の基本ですが
価値を維持する大要素でもあります。

土地価格も関係してきます。


人気があるエリア、
主に都市部とその周辺ほど
物件価値も高くなります。

部屋の位置は高階層とか
角部屋ということです。

階層は1つ上がるごとに
0.5%~2.5%ほど、
角部屋は中部屋よりも
10~20%も高額なのです!

ベランダが南、東向きなら
更に価値は高くなります。


独自性とはハーフバルコニーとか
コンシェルジュサービスのような
付加価値がついているマンションです。

変わったところでは
核シェルターなんかもありますね!

こういった物件は築年数による影響を
受けにくいと言われています。


競合が少ないと多少高くても
高く売れる可能性も高まります。

競合が少ないと言っても
ただ件数が少ないという意味だけではなく、
他の物件にはない魅力がある
という意味も含みます。


ラッキーな場合、
周辺環境が劇的に変わる可能性もあります。

例えばショッピングモールなど
人気のお店が並ぶようになれば
利便性が一変することもありえます。

バス停や鉄道駅の新設は滅多にないですが、
都市開発がもし立ち上がれば
それもありうる話になります。


そして築浅であること。
基本ですがとても大事な要素です。

なんだかんだいって
人は新しいものが好きだからです。

一般的に10年未満が人気ですが、
他の条件が良ければ
築年数はそれほど影響しなくなります。

全ては相対的ですので、
ひとつの要素だけにこだわらないのが
ある意味では一番重要なポイントです。

以上のように、安くなる要素も多いですが
高くなる要素も同じく多いのです。

なので諦める必要はまったくないのです^^

ちなみにマンション価格は2012年ころから
ずっと上昇傾向にあります。

コロナの煽りをほとんど受けないくらい
強固な分野はそうはありません。

そして、人口減少やう動きが激しいとはいえ
人はどこかに住まないとなりません。

住宅の需要は絶対になくならないのですから
前向きに検討していきましょう!