中古マンションを購入 実物(ペット)

中古マンションを購入する際の注意点で
実物を確認する時のペット編です。

今の時代は、ペットは家族に一員と
なってますよね。

新しいマンションは、
ペット飼育OK(犬・猫など)が多い
というよりほとんど大丈夫ですね。

中古マンションの築年数が
昭和から平成10年あたりは、
ペット飼育不可となっていることが多いです。

なぜでしょうか?

当時は、子供が最低でも2人は
産んでましたので、家族4人が普通でした。

ペットを飼育しなくても
家族としては
賑やかに過ごしてたのでしょうね。

さらに、ペットが欲しいなら
戸建てに住んで下さいねー
という時代の流れだったという事です。

中古マンション購入する際は、
ペット問題に直面します。

ここ数年は、本当にペットを
飼う方が増えてきてます。

築浅であればいいのですが、
ある程度築年数が経過していると
要確認が必要なんです。

一番分かりやすいのは、
販売図面ですね。

飼育不可と記載があれば
ダメですし、相談なら可能性あります。

ただ、販売図面に何も記載ない場合が
あります。

これは経験上ですが、
ペット不可がほとんどです。

なぜかというと、
もしペット飼育がOKなら
それはメリットになるので、
大きく記載するんですね。

それが不可であれば、
記載はしないですので・・・。

飼育不可なら記載してくれるのが
親切なんですけどね(笑)

気を付けなければならない事が
あるのでお伝えしますね。

現地内覧をする際に、
居住者がペットを散歩してる事
見かけたりします。

「あ、ペットOKなんだと」
と思ってしまいます。

誰でもそう思いますよね(笑)

ただし、ここに落とし穴があります。

事例として、管理規約上、
ペット飼育の件が曖昧のため
飼ってしまっている住人がいます。

現在は、曖昧はNGという事もあり
管理組合(住人)が管理規約を
改正している方向性になってます。

内容としては、
現時点で飼育しているペットのみ許可するが、
新たに飼育することは
禁止するという内容です。

これは、「えーーー」となります。

新所有者は、間違いなくペット飼育が
できない状況になります。

なんとなく、不平等感があるのは
すっっごく分かります。

「なんか、やるせないですねー」
「こういうのってなんか・・・ですね」
「なかには、やっぱ納得できないなー」

という意見を現場で聞きます。

確かに、そう思う気持ちも分かる反面、
曖昧にしてしまったマンションの管理組合、
管理会社にも問題があると思います。

裏を返せば、今までいい加減だったのが
きちんとした運営を行います!

という事になります。

将来の資産価値を考慮したりすると
やはりなるべくしてなったと思いますし、
当時、発起人の理事長も素晴らしいです。

ペット飼育している人は、
そう感じてしまいますが、
飼わない方は、いい状況になったという
指標になりますので、頭の片隅にでも^^

販売図面上に、ペット相談の記載が
あった場合には、要確認です。

管理会社に確認をした上ならOKです。

例えば、業者さんが以前ペット相談で
OKだったというマンションがあったします。

翌年も同じマンションの違う部屋を販売した際に、
販売図面上はOKにしてしまった。

その1年間で、改正されていて、ペット飼育不可に
なっていたことを知らなかったという事も
起きたりします。

最終的に、調査する際には
気が付きますが

案内中はペットNGは
知らない事が多いです。

仮に、ペットをすぐに飼わない方も
将来的に飼育できるもんだと思っちゃいます^^

誤解を招きやすい事態になることは
確かですね。

こうなってしまうと
タイミング的には遅すぎます。

やはり管理会社ないし、管理人に確認を
する必要があります。

ペット飼育する方は、確認する事を
覚えておきましょう。

色々な確認方法がありますけど、
一番は不動産業者に確認をする。

ご自身で現地の居住者に
直接お話ししてもよいと思います。

私も聞き込みしますが、
ほとんどの住人の方々は
優しく教えてくれます。

僕の経験上なんですけど、
禁止になったマンションにおいて
現在飼育している人に限って、

お話すると
「あー、もうね今はねだめだからね、
ペット飼えないからね」

この回答する人がほとんどでした。

何となく、説得力がないような発言だなと
思うのは、僕だけでしょうか(笑)

ペットは好きだけど、
マンションは集合住宅ですから
色々な目があるんだろうなと思いました。

ただ、なんとなく言い方、言い方、って
ありますよね^^

ですので、もうすでに禁止されている
マンションでペット飼育を検討することは
やめておきましょうね。