中古マンションがずっと売れない主な4つの理由

中古マンションがずっと売れない
主な4つの理由を知っておくことが
大事です!

 

中古マンションは資産形成術として
とても優れたものではあるのですが…

 

中にはずっと売れないで
お悩みの方もおられると思います。

 

といいますか、
かなり多いかもしれません。

 

それは大半という意味ではなく、
人も住まいも数多くあるから
売れないお悩みも必然的に多くなる、
という意味です。

 

売れないには売れないなりの理由があります。

 

これから代表的な理由をお伝えしますので、
自分の中古マンションがそれに該当していないか。

 

お悩みならチェックしてみてくださいね!

 

※ちなみに…不動産市場が低迷しているといった
業界的に問題があるのは理由に入りません。

 

また…ただ売れないだけではなく
ずっと売れない状態だとしたらかなり問題です。

売れない(売れにくい)代表的な4つの理由

それでは個々の問題点に触れていきます。

売れないのはそもそも問題点があるということ、
ずっと売れないのは問題点が複合的に
絡み合っているからです。

その主な問題点とは、
お金、競合、対応、印象の4つです。

それぞれ具体的に見ていきましょう^^

*お金:最も基本で切実な問題

中古マンションといえど、
高い買い物には変わりありません。

少しでも安い方がいいと思うのは
もはや人間の絶対的な特徴ともいえます。

利便性がすごく良くても
高すぎたら売れないですよね。

どんなものでも相場というものがあります。

自分の中でいくらすごい!と思っても
限度はあるものです。

以前、大成功した有名人が住んでいたから
というような付加価値がついてるなら
話は別でしょうけど、
あくまでそれは例外的な話です。

もし条件が良いはずなのに
売れないのなら販売価格の見直しを
検討したほうがいいかもしれません。

逆に安すぎてもアレです。

投資として微妙になるのをはじめ、
曰く付きなのでは?と
警戒感を持たれるかもしれないからです。

また、物件そのもの以外にも
維持費(ランニングコスト)も
重要なポイントです。

固定資産税からはじまり、
管理費、修繕積立金、
火災保険や地震保険、

他にはネットや駐車場代など
いろんな維持費が存在します。

物件価格が安くても
維持費が高すぎでは本末転倒です。

いかにバランスが取れているかを
よく考えて価格を決めないといけないですね!

*競合:近くにもっといい物件はありませんか?

盲点かもしれないですが、
競合も参考にしたほうがいいです。

近隣に売り出し中の物件があり、
なおかつ好条件なら
売れにくくなるのは明白です。

案外、同じマンション内でも
ライバルとなる物件があるものですが、

そういう物件が存在すれば
なおさら気をつけてほしいところです。

同じマンションだと
立地としてはほぼ同じですが、

階数や日当たりなど
細かい条件は違ってきます。

価格も差がありすぎると
当然不利になります。

あなたも無意識的にしていると思いますが、
似たようなものが溢れる世の中ですので
人は必ず比較しようとします。

どんな理由にせよ、
住まいはとても重要な買い物ですので
より比較対象にされることは
肝に銘じておくべきですね!

*対応:不動産会社に難ありでは?

基本的なところでは、
広告に問題があるケースです。

写真の見栄えが悪い、
掲載内容が簡素すぎる、
アクセスが少ないサイトでの掲載などです。

チラシも大事ではありますが、
いまやネット全盛の時代ですので
後者のほうがより大事です。

また、不動産会社自体に
問題があることもあります。

単純に交渉が下手だったり、
スケジュール調整が噛み合わないなどの
対応の悪さもありますが、

意図的に売れにくくなる
囲い込みをしているケースもあります。

囲い込みとは他の不動産会社経由で
契約させないために、
嘘情報を流して阻止する手法のこと。

販路が狭まるのですから
迷惑極まりないですよね。

対策としては囲い込みをしないよう
伝えることと、REINS(レインズ)に
登録しているか確認することです。

レインズとは不動産会社の情報ネットワークのこと。

それにより他の不動産会社でも
物件が売り出されてるか確認できるので、
不公平をなくすことに繋がります。

宅地建物取引業法で義務化もされているので、
登録されていないのであれば
かなり怪しいと思ったほうがいいです。

また、細かい部分では、
不動産会社によって得意分野が異なります。

特定の地域に強かったり、
物件の種類によってもあります。

もしかしたら売れにくい理由は
マンションよりも戸建てに強い
不動産会社を選んでしまっている、
ということも考えられなくないです。

ということで不動産会社といえど
千差万別なので心得ておきましょう!

印象:あなたの物件の見た目はどうですか?

物件選びといったら内覧です。

いくら3Dで見れるくらい
ネットが発達したとしても
実際に見なければわからないことだらけです。

どんなご時世だろうと
それは不変の真理といえます。

ということで、
あなたの売りに出している中古マンション。

ちゃんと管理できているかが
とても重要なポイントのひとつになります。

管理といってもごく当たり前なことです。

一言でいうと清潔感を保っているか、です。

汚れが目立っていたり、
整理整頓が出来ていなかったり、
嫌な臭いがあるといったことがないか。

損傷もそうですが、
マイナスポイントはたくさんあります。

多少の経年劣化は仕方ないですが、
可能な限りそういった欠点を
なくすよう努めたほうがいいです。

理由はいわずもがな。

印象が悪くなれば
途端に評価は落ちてしまいます。

人間であれば誰もがわかる感覚ですが、
なぜこんなわかりきったようなことを
お伝えするのかというと…
中には無頓着な人もいるからですね(汗)

誰が見ても明らかにひどいというのは
稀かもしれないですが、

大人になれば誰もがどこか
適当になってしまうものです。

その油断が命取りになるので
お気をつけくださいませ。

最後に期間の目安をお伝えすると、
大体6ヶ月です。

売り手と不動産会社の媒介契約は原則3ヶ月、
買い手が物件を探す期間はおよそ3ヶ月だからです。

もしそれ以上の間、
売れていないと印象が悪くなりがちです。

よって、いうなれば
「ずっと売れない期間」を示すなら
6ヶ月ということになります。

以上、参考になれば幸いです^^