
東京23区で中古マンションを選ぶとき、絶対に外せない「駅徒歩5分以内」という視点とは?
■ 共働き夫婦にとっての“駅近”の重要性
東京23区内でマンション購入を検討する共働き夫婦にとって、**「駅からの距離」**は資産性にも暮らしやすさにも大きく影響します。
とくに、駅徒歩5分以内の物件は、将来的に売却や賃貸に出すときに「選ばれ続ける条件」として高く評価されます。
■ なぜ「徒歩5分以内」が重要なのか?【データと実感】
私の24年間の不動産経験では、こんな傾向がありました。
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駅徒歩10分以上の物件は、将来売るときに売れ残ることがある
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駅徒歩5分以内の物件は、築20年を超えても価値が落ちにくい
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駅近は、共働き世帯・高齢者・子育て家庭すべてに需要がある
■ お客様の実例:徒歩7分と5分の差が、結果に大きく響いた話
私が以前担当したお客様は、33歳の看護師の女性でした。
独身で年収600万円、仕事は多忙を極めていたものの、将来のことを考えて「そろそろマイホームを買おう」と思い立ったとのことでした。
彼女のご希望は、駅から徒歩10分以内、広さは60㎡、価格は4,000万円以内。
築年数は10〜15年以内という条件で探していらっしゃいました。
最初に気に入られた物件は、駅徒歩7分、築25年のマンション。
広さは希望通りの60㎡で、部屋も綺麗にリフォームされていて、価格も予算内。
正直、条件だけを見れば「ほぼ理想的」と言ってもよいものでした。
ですが、私はあえて、もう1件、別の物件をご提案しました。
それは、駅徒歩5分、築10年以内、広さは50㎡弱。
ご本人は最初、「もう少し広い方が…」と正直、乗り気ではありませんでした。
さらに、幹線道路沿いという立地も少し気にされたようです。
ただ、私は伝えました。
「バルコニーは反対側で、騒音はほとんど気になりません。
そしてこの立地と築年数は、将来的に“買い手に選ばれ続ける”物件です。
もし、数年後に売ることになっても、きっと“そのときに感謝される選択”になりますよ。」
その言葉が響いたのか、彼女は最終的にこちらの物件を購入されました。
それから数年後、買い替えのタイミングでご連絡をいただきました。
事情が変わり、新たなエリアへ引っ越すことになったとのこと。
査定をしたところ──
なんと、購入時より約800万円高く売却できたのです。
価格が上がった理由は、まさに駅近・築浅・静かな住環境という、時間が経っても変わらない資産性の条件を備えていたからです。
お引き渡しの日、彼女がこう言ってくれました。
「あの時、自分の希望条件だけで判断していたら、こんな結果にはならなかったと思います。
あの一言がなければ、たぶん違う物件を選んでいた。
“今”じゃなくて“未来”を見てくれる不動産屋さんに出会えたことが、本当にありがたかったです。」
私はプロとして、「目の前の条件」ではなく、「その人の未来」を一緒に考える仕事をしていると思っています。
不動産は人生に何度もある買い物ではありません。
だからこそ、5年後・10年後に「あの時、この選択をしてよかった」と言ってもらえる提案を、私は何より大切にしています。
■ まとめ:不動産は「今の自分たちの暮らし+将来の選ばれやすさ」が両輪
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駅徒歩5分以内の中古マンションは、将来を見据えた賢い選択
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東京23区内では、この条件を満たす物件は限られている
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資産を守るのではなく、**“資産価値が育つ不動産”**を選ぶことが鍵
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