住宅ローンは転職したばかりでも大丈夫?

住宅ローンを組む時に、
転職したばかりは大丈夫ですか?

一昔前と比べて、
ずっーと同じ会社で働く人が少なくなり、
転職をしてステップアップする人が
多くなりましたね。

私も若いころはそうでした(笑)

そんな中、転職してしまったけど
住宅ローン組めるのかな、
結論から言いますと
すぐには組めません。

では半年、1年以上の勤続がないとダメ?
でもないです!

最低条件としましては、1か月です。
えっ?意外に短いじゃないですかー
ってよく言われます(笑)

もっと細かく言いますと
1か月分の給与明細書が発行条件です。

1か月勤務しても、翌月の15日後や
20日後に給与明細書が発行となる
会社もありますので、

要確認が必要です。

結局、1か月半、2か月かかる事が
基本です。

金融機関にもよりますが、
銀行系よりフラット35のほうが
審査が通りやすいです。

同じ業界や業種などの
ステップアップは
比較的前職の勤続年数を
考慮してくれる要素があります。

異業種ですと融資条件が
厳しくなる傾向があります。

一貫性がないと判断する為、
またステップアップといった
理由を伝えるができません。

転職先に必要とされている
ような内容のが間違いない
プラス材料だからです。

ただし、属性が一般的良いとされる職業、
上場企業や公務員
(転職しないと思いますが)
資本金が多く、同業種の場合は、
銀行系でも転職1か月勤務で
住宅ローンを通してくれます。

注意点としては、

現在の年収計算方法ですが
(2017年3月現在)

※フラット35の場合
例)1月の途中から採用になり
1月15日から勤務

→15日分の給与明細書が発行 15万円
2月はまるまる1か月間勤務

→30日分の給与明細書が発行
30万円 収入

上記の内容から見れば、

1か月 30万円の給与だから
1年間で割り戻りすると
30万円×12か月=
年収360万円

フラット35の審査機関は
上記計算では見ないのです!

2か月分の平均を
計算をしてしまうのです。

よって(15万円+30万円)÷2=22.5万円
22.5万円×12か月=
年収270万円

収入計算をされてしまいます!

えっ?だったら月初めから勤務して
まるまる1か月の給与明細書を
発行してもらったほうが有利ですよね。

「はい、そうなんです!」

年収360万円と年収270万円では
融資金額もかなりの差が出ます。

転職を検討している、
もしくは転職決定の場合は
初出勤日には気をつけて下さい。

会社によっては、
給料が15日締め、
20日締めなどあるので
確認しましょう。

場合によっては、
まるまる1か月給料になるように
入社日に設定してもらえたら
ラッキーですね(笑)

さらに
このブログ読んでる人は
ラッキーですね^^


また、飛躍的に収入が上がる

(2倍以上になる)のは
逆に審査に時間がかかるようです。

えっ?何ですか?って
思いましたよね。

普通なら収入が上がれば
返済しやすくなるし、
問題ないと考えます。

しかし、そうではなく、

前職からの収入自体の安定性を
みるようです。

年収300万円→400万円 UP
安定している 審査スムーズ

年収300万円→600万円 UP
不安定、歩合給での可能性あり
審査が長引く

金融機関は、お金を貸すところなので
変な職業?とは言いませんが、
少し道を外れた職業と解釈されたりします。

金融機関も
裏調査をするのに、
時間をかけるようです。

ただ、資格を取得したとか、
特殊な能力があり転職先に認められた
という内容や証明書があれば、
安心してください。

最終的には、
フラット35を取扱いしている店舗スタッフが
融資が通りやすいように作文を書きます。


フラット35の代理店も、
機構(国の機関)に
融資を打診をしてます。

※10割融資の場合は、
1割分は代理店から融資してます。
もちろん、機構から10割融資もあります。

審査基準がかなり厳しくなるので
ほとんどが9割機構融資、
1割代理店融資です。

作文能力の高い店舗
(案件数が多い店舗)に
依頼をするほうが
より住宅ローンを借りる確実性が
増すことになるでしょう。

都心エリア、
栄えているエリアや店舗が
狙い目ですよ、

なぜ?
案件数が数が非常に多いからです。
場所によっては、半端ないっす!
というぐらい忙しくしてます(笑)

もしくは、
不動産会社もそういった代理店を
抑えてますので、相談して下さい。

転職した場合の話したのですが、
やはり一番いいのは転職する前に、
住宅ローンを組むことです。

特に、会社員から個人事業主になる方、
なろうとする方は、絶対と言っていいです!

間違いなく、会社員の時に住宅ローン組みましょう。

会社員だったら、
いくらまでローン組めた、
金利も一番低い条件だった、
事前審査も楽にOKだった、
書類も少なくて済んだ、

今まで何十人、
いや何百人みてきました(笑)

本当に悪いことは言いません、
転職をお考えである方は、

まず住宅ローン、いや住宅を
検討してからにしましょう。

転職を決める前に
住宅を決める!

きっと、後悔しないで
住宅を購入することができ、
さらに天職にありつけるでしょう