中古マンション購入し、
リノベーションする際
できない箇所ありますか
はい、あります。
窓・窓サッシ・玄関扉
原則勝手に変更することができないです。
※中古マンションに限らず、新築もです
国交省の標準管理規約では、
共用部分としているマンションが多く、
管理組合の決議も必要となり、
OKになってもマンション全体で
サッシを交換します。
2004年に
国交省の標準管理規約が改訂されて、
費用は区分所有者で管理組合の決議なしで
交換ができるようになりました。
(これは嬉しい改訂です)
玄関扉は、
内側専有、外側共用となっている規約の
マンションが多いので、
個別交換は難しいかもしれません。
管理規約を確認して、
判断するのが一番です。
玄関扉を
木目調やアンティーク調にするのは
できませんので、気を付けて下さいね。
燃える可能性があるためです。
築古マンションにおいては、
管理規約の改訂がされてなく
改訂を行うための決議を
しなくてはならないという
ジレンマがあったりします。
サッシを個別に交換ができれば、
騒音や冷暖房効率も
非常によくなりますので、
改訂を促すのもよいですね。
もちろん、
経年劣化でマンション全体で
工事を行うの事もあるのですが、
改訂をして、やる人、やらない人で
分けたほうがよっぽど効率が
いいと思います。
木製のサッシは火災の原因となります。
集合住宅は、
安全第一なので木の交換はやめましょう。
というより、禁止されているはずです。
中古マンションを
長年内覧して見てきてますが
木製サッシを見たことは
一度もありません。
あったらお洒落かもしれませんね。
サッシが変わるだけで
部屋の雰囲気が変わりますので。
既存サッシが気になり、
個別に交換ができない場合は、
インナーサッシ(二重窓)を
取り付ける選択もありです。
特に、肌で感じるのは、冬です。
マンションは、
気密性が高いため、隙間風がないと
言われてますが、
古サッシはあったりします。
そこから、
冷たい風が入るので、やっぱ寒いです。
インナーサッシは、
その風をカバーしてくれます。
暖房効果もあるので、
部屋が寒くならない、
冷えないということです。
布団をかぶらずに済むなら、
嬉しいですよね。
投資しても冷暖房効率が上がれば、
確実に元はとれます。
一年や二年で壊れるものでは
ありませんから、
引っ越しする前に工事してしまえば
楽だと思います。
窓枠には規格があるので、
必ずプロにお願いしましょうね