すまいの給付金で年収510万円以上は
いくらもらえるの?
はい、基本的には0円です。
え?基本的にという事は
0円ではないという事もある?
はい、その通りです!
10万円もありえます!
条件満たしたら,年収510万円以上で
20万or30万円も可能です!!!
まず、簡単に説明しますと
すまいの給付金は、
平成26年から平成33年12月まで
実施される制度です。
消費税率が上がり、購入する人が
負担増になってしまう為、
住宅ローン控除と併せて、
家庭の支出を
軽くするための制度です。
該当する人は、
必ず申請してほしい
制度です!
中古マンション購入する方に対して
注意点をお伝えします。
①住宅として利用、住民票を移転
②消費税がかかる住宅
リノベ業者物件〇
個人の売主は不可×
③専有面積50㎡以上
(登記簿上です)
④新耐震基準以降
S56年6月以降
⑤瑕疵担保責任保険が
加入できる物件
⑥住宅ローン利用すること
借入年数5年以上
現金購入可(条件付き)
⑦年収510万円以下
例外あり
まず上記条件をクリアしましょう。
住宅として購入する方は
大丈夫だと思います。
①
ほとんどの人がクリアします。
たまに、住民票が移転できない、
(保育園や小学校の絡み)
しない人がいるので要注意です。
②
消費税かかる物件
これが意外と落とし穴ですので
要注意!!!
まず、リノベーションしている
物件なら売主が事業者なので
ほぼ問題ありません。
個人が売主の場合は、
不動産売買において、個人から
購入した場合には、
消費税がかかりません。
消費税がかかる物件という扱いに
なりませんので本当に気をつけて下さい。
知らない不動産会社、
いーっぱいおります(笑)
③
専有面積が50㎡以上ですが、
ここもポイントです!
販売図面(マイソク)に記載している
専有面積ではありません。
こちらは、壁芯(かべしん・へきしん)
と言って少し広く記載されてます。
50㎡ピッタリぐらいだと
登記簿上は間違いなく、
47㎡~48㎡なりますので
注意が必要です。
必ず確認しましょう!!!
④
新耐震基準を満たしている事、
昭和56年6月以降の建物です。
もう少し詳しくお話しますと
建築申請する際に6月以降で
提出していれば新耐震基準です。
5月30日に提出している申請書は
旧耐震基準となります。
区役所や都庁で調査できますので
ご安心下さい。
⑤
瑕疵担保責任の保険が加入、
もしくは第三者機構が検査して
クリアしている事。
付随する証明書があればokです。
⑥
住宅ローンとして利用する事が
条件です。
知合いや親からのローンは不可です。
現金購入の場合は、
年齢50歳以上となります。
なんで50歳以上なんでしょうね(笑)
⑦
年収510万円以下が条件
とありますが、注意が必要です。
年収510万円以上でも
条件を満たせば給付金は
もらえます^^
それから、平成31年10月以降に
消費税が10%なれば、
給付金額が上がります。
ラッキーと思うでしょうけど
その分、売買価格が上がりますので
お気を付けください。
年収510万円の人
①単身者 控除がほとんどない方
所得額がおおよそ 99400円
所得額93800円以上なので
10万円でなく、
給付金が0万円
安易に510万円で
給付金10万円だと思わないで下さい(笑)
もらえないという事態です!!!
ただし、生命保険の控除や
医療保険控除、確定拠出型年金
(IDECO・イデコ)の
控除があるので、場合によっては
所得額が93800円以下になるので
計算してみましょう。
源泉徴収票を見るのが一番いいです。
②配偶者あり
所得額がおおよそ86200円
所得額93800円以下なので
給付金が10万円
③配偶者 子どもが1人以上(16歳未満)
同じく給付金が10万円
④夫婦で持ち分を持った場合
夫 510万円 給付額10万円 持分 1/2
(10万円×1/2=50000円)
妻 300万円 給付額30万円 持分 1/2
(30万円×1/2=150000円)
合計額:200000円
妻の収入が低いと、給付額が大きいので
夫婦でうまく共有することにより
もらえる金額も調整できます。
住宅ローンを夫より多く
借入しないといけなくなるので、
妻に負担をかけるのはやめましょう。
夫婦で、住宅ローンを
半分ずつぐらいまでなら
OKだと思います。
すまいの給付金HP
↑↑↑計算ができますので
参考にやってみましょう!
ここでお気づき方いると思います。
年収510万円以上でも
控除額が多ければ、
給付金が20万円入るんじゃないの?
はい、正解です!
年収510万円 配偶者あり
子が16歳から19歳1人
所得額がおおよそ 71000円
所得額83900円以下
給付金 20万円
となりますので、
年収510万円以上でも
20万円が獲得できます。
年収510万円 配偶者あり
子が16歳から19歳1人
子が19歳から23歳1人
所得額がおおよそ 49400円
所得額68900円以下
年収510万円以上でも
30万円の給付金が獲得できます。
年収510万円以上超えても
生命保険控除や医療費控除、
配偶者控除、子供が16歳以上
確定拠出型年金(控除)
(↑IDECO・イデコ)
以上を合算すれば、
控除額が増えて、所得額が
低くなるので、
メリットが大きくなります。
もちろん、控除を受けている
という事は、そのための支出が
あるという事なので、
家庭のお財布事情を再度確認しましょう^^
申請の流れとしては
こんなイメージです。
時間がある方は、
事前予約して窓口に行くのが
いいかのしれませんが、
基本は郵送が無難です。
資料をあらかじめ、用意して
窓口に行かなければなりません。
申請書に関しては、
正直多いです・・・。
分からない点は、
購入した後にでも
不動産屋さんに
聞いてみてください。
通常の売買契約する際に
必要な書類ばかりですので。
そして、給付金は、申請しても
すぐに入金とはなりません(T T)
約1.5か月から2か月かかります。
気長に待ちましょう~。
最後に給付金は、収入となり、
確定申告が必要になります。
もちろん、非課税ですので
年収と合算しても、その分の税金は
かかりませんからご安心下さい。
申告だけはしてね、という事です。
セミナー随時開催してます。