この記事で分かること
- 本文の持ち家率の表を、数字として読めること
- 東京の持ち家率が全国でいちばん低い状態が、その後の調査でも続いているか
- 大田区で「買うか借りるか」を考えるときの見方
2026年9月に、持ち家率の表を文字にし、最新の調査の数字を書き足しました。
みなさんは、
なぜ家(住宅)を購入するのでしょうか。
仕事上、家を売る、
提案をしているのですが、
なんで家を買うのかなと
ふと考えた事があります。
購入を検討中のみなさんに
とってもいい機会なので
自分の考えをとことん
お話ししてみようと思います。

私も含めて、皆さんは現在家はありますか?
ほとんどの方がありますと
答えると思います。
中には、家なしで、路上・公園・川沿い・
高速道路高架下や漫画喫茶やネットカフェに
転々とする、キャンピングカーで住む。
と探し始めたらキリがないぐらい
住める場所はあります。
そうです。住める場所はあるので、
住む家がなくても生きていける。
究極とは言えば究極ではあるのですが、
突き詰めていくとそうなります。

生きていくために家は
必要とはならないのですが、
社会的に認められる為に、
仕事をしますから
住所・居場所は必要になります。
となれば、賃貸・社宅・寮・実家など
持ち家でなくても大丈夫になります。
不動産営業を始めた頃、上司に
お客様から購入理由、
動機を必ず聞きなさいと
口酸っぱく言われた事を覚えてます。
聞いてないと
「はぁ~なんで聞かないの?」と
詰められたのは
言うまでもありません(笑)

よく聞く理由として
・子供ができた
・結婚する、した
・家賃がもったいない
・今の家が狭い(手狭)
・社宅・寮の退去
・単身赴任先から帰る
・海外から日本に帰る
・金利が低い
・控除ができる(節税)
・保険が付く
・消費税があがる
・親から遺産が入った
など、理由は様々ですが、
「お子様ができたんですね、
おめでとうございます、
いいタイミングですね」と
自宅を購入して頂いたり、
「結婚するから、相手の親に挨拶する前に、
購入したいんです」とか、
本当に凄いなと
私はそんな男気なかったです(笑)

様々な理由を聞いて、
ご自宅を買って頂いてます。
買う人にとっては、
欲求を満たして満足して
買うわけですから
何の問題もありません。
さて、理由を聞いた中から
紐解いてみましょう。
子供ができたから、
結婚したからと言って
持ち家でなくても言い訳で、
賃貸でも住める訳です。
家賃がもったいない、
これも設備の交換、キッチンや
エアコン、リフォームや
固定資産税はオーナー負担です。
単純に家賃がもったいない
という理由が本質ではないです。
というか、家賃が
もったいないと分かっていながら
賃貸で部屋探し、してしまいます。
これも不思議と無意識な状態で
賃貸を検討します。
買ったら、自分の好きなように
リフォームできるー!
確かにそうですが、費用がかかります。
最近では自分で好きなように
リフォームできる賃貸もあります。
オーナーによっては、
負担までしてくれたりするようです。
(すごっ)
という事で、
なぜ家を購入する理由の
根本的な事には
たどり着いてないような気がします。
ではでは、みなさん全国的に、
家を持っている(持家比率)は
どれくらいでしょうか。
こちら↓

富山県は、約8割の人が
必ず購入しているという結果です。
なぜ?とちょっとだけお伝えしますね。
昔から「家を持つ事が一人前」という考えが
根付いている点。
「越中の1つ残し」という昔からの言葉が
あり、子や孫に財産は1つ残すという点。
全国的に
2人以上の世帯年収(3位)や共働き率(5位)
若女性の就業率(7位)と結果です。

堅実志向が際立っている県ですね!
全国平均が61.7%です。
持っている人が多いんですねー、
住宅神話は、まだまだ根強い!
しかし、東京都が45.8%で最も低い
データもなんか面白いです。
地方からの若者が、東京に賃貸で
住むケースが多い理由のようです。
みなさん、家買ってます。
生活するうえで、
食材や備品を買うように
家も普通に買うものだと
データから読み取れます。
全国でも6割、
上位の県は約8割ですからね、
結論づけると、色々と理由は
あるんですけど、
普通に買うものなんだ
という事が購入の理由なのかなと。
親が小さい時買ってたし、
周りや友達が買ったし、
なんか欲しくなちゃった、
でもいいんだと思います。
「えーそんな単純でいいですか」
と言われそうですが、
私も、若いころ、サーフィンしていて、
始めるきっかけは、モテたいから。

小学校までソフトボールしてましたが、
中学校は、野球だと坊主が嫌で、
カッコ悪いからサッカーにした。
意外に理由は安易だったりします。
自分が買ったときは、
結婚もしてたし、子供もいたし、
賃貸に住んで、部屋も狭かったが
なんとか生活できてました。
私はやっぱり、一番の理由は
仕事を引退した後の事を
考えました。
賃貸だと年齢がいってると
借りずらいし、
退去される可能性もある。

借りられなかったら、
さすがに家無し男はきついなと。
実家は、兄弟側が住んでしまっているし
戻る選択肢はなかったのもあります。
死亡したら、団信(保険)で
借金が0円になって家族のためは
少しだけ考えましたが、
自分は長生きするだろうから、
ちゃんと返済するんだろうなぁと
思ってましたし(笑)

あと2割ぐらいの気持ちで、
これ本当なんですけど、
「家買ったら、
買う人の気持ちが分かるだろうな」
と思いました。
不動産屋さんって、
持ち家率が低いんです。
特に代表取締役社長なんかは
持家でなく賃貸で
転々とする人が多い理由として、
今までかなりの物件数を見てきたので、
(見過ぎてきたので)
どれがいいのか
分からなくなっちゃってるんです。
なりかけた自分もいました。
だから、普通に買えて良かったです!
やはり、見過ぎると、
業界のプロですら
悩んでしまうので、
ほどほどにしましょう。

あまり、
みすぎると女性にも嫌われますしね。
あっ、男性にも嫌われますよ(笑)
普通に購入する事が分かっても
いざという時は分からないものです。
本文の持ち家率の表を、文字にしました
本文に貼ってある持ち家率の表は画像なので、同じ内容を表にします。数字は図に書かれているとおりで、2013年の値です。
| 順位 | 都道府県 | 持ち家率 |
|---|---|---|
| 1位 | 富山 | 79.4% |
| 2位 | 秋田 | 78.1% |
| 3位 | 山形 | 76.7% |
| 4位 | 福井 | 75.5% |
| 5位 | 新潟 | 75.5% |
| 全国平均 | 61.7% | |
| 43位 | 北海道 | 57.7% |
| 44位 | 大阪 | 54.2% |
| 45位 | 福岡 | 53.8% |
| 46位 | 沖縄 | 48.0% |
| 47位 | 東京 | 45.8% |
図に書かれている出どころ: 総務省(住宅・土地統計調査、2013年)。
図の数字を総務省の確報と突き合わせたところ、11個のうち10個は一致しましたが、4位の福井だけ、図は75.5%、総務省の確報は76.5%でした(新潟の75.5%は一致)。図は書き間違いと思われます。上の表は図のとおりに写し、ここに正しい値を添えておきます。
出どころ: 総務省統計局「平成25年住宅・土地統計調査 確報集計 結果の概要」(平成27年2月26日)付表6-1。原文は「富山県が79.4%と最も高く,次いで秋田県が78.1%,山形県が76.7%,福井県が76.5%」。
その後の調査でも、東京は下から2番目です
住宅・土地統計調査は5年ごとです。2013年の次の2回の数字を並べます。
| 調査年 | 全国 | 東京都 | いちばん高い県 | いちばん低い県 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年 | 61.7% | 45.8%(47位) | 富山 79.4% | 東京 45.8% |
| 2018年 | 61.2% | 45.0%(46位) | 秋田 77.3% | 沖縄 44.4% |
| 2023年 | 60.9% | 44.7%(46位) | 秋田 77.1% | 沖縄 42.6% |
出どころ: 総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 結果の概要」(2019年9月30日)、「令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計(確報集計)結果の概要」(令和6年9月25日)。2023年の2位は山形75.0%、3位は富山74.9%です。
本文が書いた「全国で6割」は、10年経っても変わっていません。東京は2018年から沖縄に抜かれて下から2番目になりましたが、5割を切ったままという点は同じです。本文の「地方からの若者が東京に賃貸で住む」という読みは、いまの数字でも崩れていません。
大田区で「買うか借りるか」を考えるとき
東京の持ち家率が低いのは、買えないからというより、借りて住める人が多い街だからという面があります。本文が「家賃がもったいない、が本質ではない」と書いているのは、そこです。
大田区で考えるなら、数字より先に、次の3つを自分に聞いてみてください。
- この街に10年いるつもりか。転勤や親の介護で動く可能性は
- 買ったあと、貸すか売るかの出口を描けるか。駅からの距離と広さで決まります
- 住宅ローン控除や登録免許税の軽減が効く物件か。昭和57年1月1日以後に建てられたものかどうかで変わります
3つとも答えが出るなら、買う理由は「みんな買っているから」でなくてよいと思います。答えが出ないなら、借りて待つのも立派な選択です。
