中古マンションの住宅ローンにかかる
審査期間を短くするにはどうする?

中古マンションの購入は
基本的に住宅ローンを組むことになります。

そのためには審査を受ける必要があり、
それなりの期間を要します。

どのくらいの期間を要するのかは
個々人の状況や時期にもよるので
一概にはいえませんが、

全く慣れていない不動産会社や
新人の営業マンが担当なら
少なくともすぐにパパッと
終わることはないと思ってください。

今回はそんな住宅ローン審査の
基礎知識について述べていこうと思います。

・審査が長期間に及ばないためにも…

中古マンションなどの住宅購入と
通常の買い物との最も大きな違いは何か、
と問われれば金額と期間になるでしょう。

期間とは申込みから売買契約が
成立するまでの時間を指します。

通常の買い物は多少金額が高くても
レジに持っていってお金を払うか、
カード決済の手続きをして完了なので
あっという間に終わります。

住宅となるとそうはいかないので
ほぼ全員が金融機関から
融資を受ける必要があります。

住宅ローンですね。

期間が長くなる最も大きな要因がそれです。

住宅ローンの審査は
事前審査と本審査の2種類があり、
銀行系とフラット系で
さらに2種類あるのです。

事前審査は1~3日以内に
終わる簡易的なもので、
長くても5日程度で終わります。

これは、銀行系もフラット系も
同じです。

本審査はその名が示す通り、
審査の本番ということで
けっこう時間がかかります。

時間がかからないのは銀行
時間がかかるのはフラットです。

フラットは、
少なくとも5日間、長ければ1週間前後
になることもあります。

なぜこんなに時間がかかるのかというと、
一言でいうと、資料の多さと
国が支援する融資だからです。

金融機関側の立場で考えてみると
それがよくわかります。

高額なお金を貸すとなると、
相当信用できる人じゃないか
確かめたくなりますよね?

特にお役所仕事的もあるので
そのため確認項目が非常に多いのです。

勤め先と収入はもちろん、
借入額と収入のバランスは取れているか、
前年度の収入はどうだったのか、

勤続年数はどのくらいか、
他にも借金はしていないか、
頭金はどのくらい用意しているか、
購入予定の住宅情報などなど、

徹底的に調べられる感じになります。

当然、どこかで不備が見つかったり、
問題があるようだと手続きが滞ります。

金融機関によっても考え方に差異があります。

・時間がかかる理由

ただでさえ時間を要する手続きですが、
一般的に言われている期間よりも
長引くことも珍しくありません。

そういうときはどこかに問題が
確実に潜んでいます。

無駄な時間を使わないためにも
事前に原因となりうることを
知っておきましょう!

*時期

まずは仕方ないといえる原因です。

引っ越しシーズンである2月や3月は
不動産業界の繁忙期になります。

必然的に金融機関も忙しくなるので
どうしても平均より長めになるでしょう。

これはどうしようもないので
気長に待つしかありません。

月単位で言うと
月末の25日以降の月曜日は
超激込みです。

不動産会社が、月内に契約を押し込む為
事前審査を超早で通したく、事前案件が
駆け込むからです。

*書類の不備

住宅ローンには必要書類がたくさんあります。

源泉徴収票や確定申告書、
不動産売買契約書、
重要事項説明書、

物件の地図、間取り、パンフレットなどの情報、
建築確認申請書、
登記事項全部証明書などなど

書き込む内容を間違ったり、
何かの書類を用意し忘れることも
起きやすいと思われます。

何か1つでも不備があると、
それだけ時間を浪費します。

また、事前に何も準備していなかったら
ことがスムーズに運びません。

まして、新人営業マンは、ほぼ100%ミスを
するでしょうから、二度手間になり、
購入者はストレスを抱えるでしょう。

・様々なお金の条件

家計と返済計画を照らし合わせて
無理があると判断されれば
当然却下されてしまいます。

収入は単に数字だけではなく、
過去と現在の経済力全般を見られます。

過去にクレジットカードや
なんらかのローンで滞納したことがあるかとか、
現在も他に借金がないかもチェックされます。

カードで日常の買い物をしている人は
特に注意したほうがいいです。

少ない金額だとしても
連続で支払いが遅れると
ブラックリストに載ってしまい、
審査が通らなくなってしまいます。

*立場(属性)

収入と連動しますが、
基本的に会社勤めの立場の方が
審査は有利になります。

収入が安定しているからです。

金融機関はお金を返せる能力があるかを
念頭に置いているため、
安定性はとても重視されます。

よって、個人事業主といった
収入が不安定な方は
どうしても不利になってしまいます。

簡単にまとめると、
少しでも不安要素があれば
審査期間にも影響するということです。

・ローン審査をスムーズにする工夫

時間こそ財産ですので
浪費は是が非でも避けてほしいところです。

最後に審査に通りやすくする
工夫で締めたいと思います。

最も基本的な対策としては
借入金額を減らすことです。

金額が大きいほど審査が通りにくくなるので
あまり欲張らないほうがいいです。

そういう意味で中古マンションは
新築マンションよりも合理的な買い物です。

金融機関ごとに設けられている
返済負担率もギリギリにならないで済みます。

借入金額を少なくするという意味で
頭金も有効な対策になります。

頭金がないと審査に通らないわけではないですが、
有利になることは確実です。

借金がある場合は、
可能なら完済しておきましょう。

借金があるというだけで
不利になるからです。

基本的にありえないと思いますが、
審査中に借金は絶対やめましょう。

仮審査はすんなり通っても、
本審査で落ちるなんてことになりかねません。

前述したように、
クレジットカードでの滞納も気をつけましょう。

金融機関はあなたのお金の管理能力を
見ているのですから、
お金にだらしないようではもってのほか。

・ローン審査をスムーズにする工夫②

諸経費ローンは借りなけば、審査は通しやすい。

銀行系は、フルローンはOKでも
物件に係る諸経費を借りてローンを組むことを
とても嫌がります。

理由は、お金を貯める癖がないと判断されるため。
出来れば、数百円はご用意をしたほうが無難です。

根本的に問題があれば
どこで審査しても同じだと思って
気を引き締めて望みましょう!

でも、例外があるのが
住宅ローンに審査です。

詳しい聞きたい人は、
無料でZOOM相談をしてます。

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