住宅ローン控除。年収500万円で消費税10%の検証

住宅ローン控除を利用して
年収500万円の人が
消費税10%に上がった時の損得を検証。
2019年10月から消費税が10%
になる予定です。
それに伴って、
年収500万円の住宅ローン控除の
金額と消費税が上がる前と後を
徹底検証してみます。
年収500万円の借入金額を設定します。
無理のない借入金額を計算すると
銀行の審査金利が平均で3.5%です。
※審査金利は、この基準で融資限度額を
決めるという設定金利です。
500万円×30%=150万円(年間)
年収の3割が無理のない範囲とします。
150万円÷12か月
=月々12.5万円
融資金額 3000万円 金利3.5% 年数35年
月々約12.4万円となります。
実際は、フラット35の固定 1.37%
月々が約9万円となり、
管理費・修繕積立金が約3万円で考慮すると
合計で12万円がリアルな支払です。
では、融資金額が3000万円ですから
住宅ローン控除はその1%が10年間の控除額
300万円となります、
1年間 30万円が控除額です。
が・・・、消費税がかかる物件のみです。
詳しく言いますと、リノベーションした
マンションとなります。
それ以外のマンションは、
個人の売主さんから購入は
住宅ローン控除額 10年間で200万円まで
1年間で 20万円が控除額となります!
ここは、以前にもお伝えしてますが、
再度皆さん、確認が必要ですからね~^^
さらに、リノベーション物件購入して
融資額3000万円、
控除額300万円(10年間)
年間 30万円
ですが・・・、
あくまでも残高に対しての1%ですので!
年間で約70万円の借入が減ります。
翌年は、約2930万円が残高です。
年間29.3万円となりますよね。
それが毎年、徐々に減っていくので
10年後は約2300万円が残高となります。
よって、
10年間で230万円の控除額となります。
個人の売主物件を購入した場合は
10年間で200万円の控除額がMAXとなります。
その差は30万円となります。
次に、消費税が10%になったら
どうなるか?を検証します。
まず、3000万円の中古マンション
土地と建物の内訳を計算します。
築年数にもよるので
一概には言えないのですが、
建物が800万円とすると
消費税が8%
64万円
消費税が10%
80万円
その差が16万円
建物が1000万円でも
消費税が8%だと
80万円
消費税が10%
100万円
その差が20万円
どうでしょうか?
これをすごく大きく感じた方より
あれ?その差額だけですか!
はい、そうなんですね。
ここは皆さんも大事なポイントですが
消費税駆け込みを記事が
マスコミメディアで騒がれます。
数字で見ると明らかなのですが、
数百万円という金額の差ではありません。
数十万円なので、
駆け込みをする必要がないと思います。
損得を検証すると・・・、
若干の得という事でしょうか(笑)
住宅ローン控除も借入金額に対してなので
ほとんど変わりはありません。
消費税10%になったら控除額も
上がるならメリットありますが
今のところ変更はありません。
特に中古マンションの場合は、
個人の売主物件がとても多いです。
個人から購入する際は、
物件自体に消費税がかからないのです。
上記の土地と建物の内訳自体が
無いという事です。
となると、中古マンション購入する際は
消費税の影響がほとんどない
という事になります。
この記事を読んで頂いているなら
ご理解頂けたと思います。
ただ、その先の2020年の
オリンピック後に価格が下がるのでは
と思っている方多いですよねーーー!
その記事は僕のブログに書いてありますので
ぜひ読んでみてください。
中古マンション購入する時、
2020年買い時?
結構、確信に迫っている記事だと
思いますのでーーー^^!
これから1年後に消費税が上がる
可能性がありますが、
あくまでも記事に踊らされるが
なくなります。